黒門亭落語鑑賞会

第二弾

定刻11時(ちょっと過ぎたかな?)予定していた8名が揃いました。
上野駅で集合写真なんて、どっかの「おのぼりさん?」

(クリックで写真は大きくなります)
上野駅から黒門亭に向かう途中に、鈴本演芸場があります。今日の昼席主任は小金馬師匠。入口はこんな感じです。
昼食は三代目のお見立てで、鈴本の隣りのそば屋さんに入りました。さん馬師匠に悪いので、ここは軽くビールで乾杯。
開演1時間30分前に着いたんですが、もう先客3名ほどいました。そうこうしていると、前座さん(志ん坊)が幟の準備。
順番待ちをしているところに、さん馬師匠が顔を出してくれました。大分気合が入っていました。体調は良さそう。
高座の両袖に掛けてある提灯。なかなか風情があっていいもんですね。
お客さんがいなくなったところで、おちゃらけで高座前に。
ここでやれたらなぁ〜、とはご両人の弁。
東京支部主催の交流会は大いに盛り上がりました。さん馬師匠もご満悦。
体調を整えて、また出ます、との決意表明がありました。次回をお楽しみに。
翁家小三馬(1) 竹馬亭志ん友(2) 三代目素禿亭名堀丹(3)
胃仲家百勝(2) 好笑亭笑好(10) 枝軒家楽生(14) 
誕生亭桂喜(18) 紫涼亭さん好(19) 船宵亭扇朝(21)

参加者は次の9名

《竹馬亭志ん友鑑賞記》

40席ぐらいの座敷が開演前にして満席。前座1席目が終わったところでヒザ送り。超満員と化した。

前座 古今亭志ん坊 「元犬」
さわやかなテンポで楽しい展開にしていました。

桂 藤兵衛 「時そば」
季節を感じさせる噺。なかなかいい味の噺になっていた。分かりきった噺だがちゃんとウケている。

古今亭志ん太 「幇間腹」
テンションの高い賑やかな展開。初めて耳にするようなことも盛り込まれ楽しい落語だ。

翁家さん馬 「中村仲蔵」
心配の咳もなく、大熱演。すっかりお客様を魅了させた。噺が終わって拍手なりやまず。

金原亭伯楽 「漫談」
さん馬師匠の噺に圧倒され、長講2席ではお客さんが疲れるだろうからと、用意していた「柳田格之進」を引っ込めての漫談。漫談自体は面白かったが、1席損をした感じ。

◇番組としてはさん馬師匠を中トリにすべきだ。全体に落語を堪能できたが、多少不満も残った。さん馬師匠にとって、ツアー参加者のわれわれにとっても、大きな収穫があった11.25黒門亭だったと思う。