第一回の「OB迷人会」が開催されたのは1981年ですから、実に
25年振りの復活です。大学を卒業してから落語を演じ続けてきた
者はおらず、今回の出演者はこの「会」の開催を期に、数十年振
りの稽古に励んで臨みました。
文字通り、「迷人」の名にふさわしい落語会になりましたが、はた
して学生落語と違った社会人の味が出たでしょうか。
開演前のひととき
会場・高座作りが一苦労
朝10時すぎ作業開始。
初めてですが、係員の方のアドバイス
で高足を置くところから始まりました。
順調に進み、舞台の原型が出来上がり
ました。ござを敷くと見栄えがいいんですよね。
山台に緋毛氈を敷くと、なにか高座
らしい雰囲気が出てきました。
めくり台は持ち運びが楽に出来るように
組立式になってま〜す。
看板もめくりも全部OB会員の手作り。
見事な寄席文字でしょう。
昔とった杵柄は、今も健在也。
後に金屏風をセットすればいよいよ
出来上がり。12時をちょっと回った昼時に
舞台は完成。
久しぶりの会場作りですが、腕は落ちていませんでした。
皆の手際よさに拍手!!。そこで記念にパチリ。
楽屋を覗いてみると…。
なんだ、緊張していると思ったら
そうでもないか。
これなら、大丈夫かな?