元気の出る落語会in追波川河畔公園

2011年10月30日(日) 10:40〜
石巻市 追波川河畔公園
       仮設住宅集会場 

本来の会場は「東松島市大曲」でしたが、一週間前の23日にチラシ撒きに来て、手違いで行事が重なっていることが判明しました。急遽、打診済みのこの会場へ変更しての開催となったものです。
ここは、石巻旧市内の北の方に位置し、旧河北町・飯野川近辺で、70名以上の児童が学校で亡くなったことで知られる大川小学校の近くで、河北町や雄勝町の皆さんが住んでいらっしゃいます。
仙台を7時30分に出発し、9時前に会場に到着、早速設営を開始しました。会場作りも順調に終わり、早速赤い法被と幟を持って呼び込みを開始。…しかし、ほとんど反応がなく、開演の10時になっても来場者が1名のみで、そのお客さんも居たたまれなくなり帰ってしまいました。開演時間を繰り下げて、懸命の呼び込み活動で、ようやく4〜5人となったので10時40分から開演。ハプニングの連続で、随分心配しましたが、終わってみたらいつものように、皆んな笑顔で元気一杯でした。

本日の演目です。いつも、このように白板に書き出しています。
 目薬  誕生亭桂喜

お客様が少ない中で開演。でも、軽妙な語りで会場は温まってきましたよ。
 高砂や  喜楽亭のん亀

久し振りの噺でしたが、充分笑ってもらいました。
 時そば  桂 才紫
       (落語協会)

さすがプロ、所作には拍手も。例によって、最後はかっぽれを踊り、寄席らしい雰囲気に。
SOSで急遽駆けつけてくれた桂喜さんのお姉さんと伯母さんの姿も。お陰さまで満席になりました。
 南京玉簾  翁家さん楽

手拍子で賑やかに、ますます盛り上がってきました。
 家見舞い  剋家清生

主任の重責を見事に果たしてくれました。さすが若大将、立派なものです。
いろいろありましたが、ゲートボールを切り上げて来てくれた方など、最後は和やかに記念写真に収まりました。
悲惨さで、余りにも有名になった大川小学校。才紫さんも涙を浮かべて焼香していました。